炭水化物っていっぱい食べてもいいのかな?
糖質を取りすぎるとどんな問題があるの?
こんな疑問はありませんか?
この記事では、炭水化物、糖質を食べすぎることの弊害を紹介します。
炭水化物とは何か?
炭水化物とは、主にご飯やパン、麺類などの主食と呼ばれるものに多く含まれる物質です。
炭水化物は体に吸収される効率も良く、エネルギーとして貯蔵することもできるので、意識して摂取するべき食材になります。
炭水化物の主な栄養として、糖質と食物繊維があげられます。
糖質は、体を動かすエネルギーとなり筋トレにも大きく関わっていきます。
筋肉の最大限のパフォーマンスを引き出すには、意識して摂取する必要あります。
ですが、糖質と聞いて果糖が多く入っている果物やジュースを多く摂取することはおすすめしません。
果糖は、代謝を調節することができず余分な栄養素に変換されてしまいます。
この余分な栄養素は、中性脂肪になるため注意が必要です。
ほかにもスティーブ・ジョブズがすい臓がんで亡くなったように、果物を過剰に摂取することで病気になるリスクも上がります。
詳しくは下で説明しますので、ぜひご覧ください。
インスリンとは?
解説をする前に、インスリンについて説明します。
インスリンは炭水化物(糖質)を摂取するうえで、一番といっていいほど関わってきます。
ここで、インスリンについての知識を蓄えておきましょう。
インスリンとは、ホルモンの一種です。
そして、血糖値を下げる働きをするただ一つのホルモンになります。
すい臓の膵島を構成するβ細胞から分泌されるものです。
インスリンには2種類あり、基礎分泌と追加分泌あります。
もともと血液中に流れているものが基礎分泌といい、糖質を摂取した時に流れてくるものが追加分泌となります。
インスリンは、糖質、アミノ酸、脂質すべてに関わってくるので詳しくは下をご覧ください。
炭水化物をとりすぎることによる影響
①糖質を取りすぎることによる、インスリンの過剰分泌
②糖質が体脂肪に変わることによる肥満
③糖質を過剰摂取することによる病気のリスク
炭水化物を取りすぎることによる影響は、大きく分けて2つあります。
この問題を気を付けて摂取することで、筋トレの効果が上がります。
糖質を取りすぎることによる、インスリンの過剰分泌
まず、糖質を摂取するとインスリンというものが分泌されます。
インスリンは、血糖値が上がった時に分泌されます。
つまり、炭水化物などの糖質を含んだ食べ物を食べることで分泌されます。
そしてインスリンは、脂肪の合成を促進させる効果があります。
だからといって、インスリンが完全に悪いというわけではなく、筋肉にアミノ酸を送り筋肥大を促進させる効果もあります。
なので、インスリンを少しずつ分泌させることがポイントになります。
糖質が体脂肪に変わることによる肥満
先ほど話した通り、インスリンは脂肪の合成を促進させる効果があります。
他にも、インスリンは血糖値を下げる効果があります。
血糖値が急激に下がると、人は空腹感を感じやすくなります。
そうなることで、また食事をしていまい食べすぎるという悪循環がうまれます。
この悪循環を避けるためにも、インスリンを少しづつ分泌させることがポイントといえます。