筋トレ始めたけど、構造が気になる!
筋肉ってどんな仕組みをしてるんだろう?
こんな疑問はありませんか?
本記事では、筋肉の構造や性質について詳しく説明していきます。
筋肉の仕組みってどうなってるの?
まず、筋肉は大きく分けて心臓を構成する心筋、内臓を構成する内臓筋、骨についていて関節を動かす骨格筋に分類されます。普段意識的に使っている筋肉は、この骨格筋にです。歩くとき、階段を上るとき、スポーツをするとき、筋トレをするとき。これらすべて、骨格筋を使い行っています。
そして骨格筋は、一番外側の筋膜がたくさんの筋束を覆っています。筋束は筋周膜からなり、筋繊維の束を覆っています。そして筋繊維は、筋原線維という微小なものが筋内膜に包まれた束からなります。
わかりやすく、内側から説明すると
筋内膜(皮)に筋原繊維(具)がたくさん包まれたもの
↓
筋繊維
筋周膜(皮)に筋繊維(具)がたくさん包まれたもの
↓
筋束
筋膜(皮)に筋束(具)がたくさん包まれたもの
↓
骨格筋
となる。
どんなとき、どんな状態のとき力が出せるのか
筋肉は大きく3種類の状態があります。
筋肉が縮むときの筋縮性収縮(マッスルポーズをしている時の上腕二頭筋)
動かないものを引っ張るときの等尺性収縮(動かない鉄棒を引っ張ってる時の上腕二頭筋)
動いてるもの引っ張る伸張性収縮(がたいの良い人が歩くのを引っ張っている上腕二頭筋)
そして、この中でも一番力が出るのが伸張性収縮です。つまり、動いているものを引っ張るときが、一番力が出るということになります。
筋肉のそのものの状態でいうと、筋繊維が真ん中の長さのとき、力が出やすいです。